進学や就職など新生活のスタートに先駆けて、引っ越しをする方もいるでしょう。引っ越しの際、新居へ持っていく家具・家電と処分してしまう家具・家電があります。しかし、冷蔵庫をどのように処分すれば良いか分からず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

今回の記事では、引っ越しの際に悩みがちな冷蔵庫の処分方法について解説します。捨てる際の注意点や安く捨てるコツも紹介するので、引っ越しで冷蔵庫を処分したい方はぜひ参考にしてみてください。

引っ越しで冷蔵庫を処分する方法6選！

ここでは、引っ越しで冷蔵庫を処分する方法を6つ紹介します。自分に合った方法を見つけてみてください。

引っ越しと不用品回収・買取をセットで行う業者を利用する

1つ目は、引っ越しと不用品回収・買取をセットで行う業者を利用する方法です。

引っ越しの際、多くの方が引っ越し業者に依頼します。エーストータルサービスやアート引越センター、サカイ引越センターなど一部の引っ越し業者では、引っ越しの際の引き取り・買取サービスを提供しています。

引っ越し作業と冷蔵庫の処分を同時にしてくれるので、余計な手間がかからない点がメリットです。

引っ越し業者の不用品回収については、以下の記事でも解説しています。不用品回収と引っ越しを同時にしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

引越し業者は不用品回収もできる？良質な業者を選ぶコツ3選も紹介！

買い替えるタイミングで引き取りを依頼する

2つ目は、買い替えるタイミングで引き取りを依頼する方法です。

引っ越しの際に冷蔵庫を処分する方の多くは、新居で使う新しい冷蔵庫に買い替えるでしょう。その買い替えの際、古くなった冷蔵庫を引き取ってもらうことができます。

ただし、家電量販店に古い冷蔵庫の処分を依頼する場合、リサイクル料金と運搬費用が必要です。そのため、引っ越し以外で費用が掛かることを念頭に入れましょう。

指定取引場所に持ち込んで捨てる

3つ目は、指定取引場所に持ち込んで捨てる方法です。

この方法では、費用を抑えて捨てられます。指定取引場所へ持ち込んで捨てる際の手順は、以下の通りです。

1. 郵便局でリサイクル料金を支払う
2. 指定取引場所を確認し、持ち込みの日取りを決める
3. 家電リサイクル券を貼り、指定取引場所へ持ち込む

なお、大阪市の指定取引場所は以下の3か所です。

• 日本通運（株） 大阪西支店北港事業所自動車営業課
• 日本通運（株） 大阪鶴見指定引取場所
• （株）オオトモ

指定取引場所は都道府県ごとに指定されているため、事前に確認が必要です。詳しくは一般財団法人家電製品協会のホームページから確認してみてください。

購入した店舗に引き取りを依頼する

4つ目は、購入した店舗に引き取りを依頼する方法です。

引っ越しの際に冷蔵庫を捨てるだけの場合、冷蔵庫を購入した店舗に引き取ってもらうこともできます。買い替えもなく処分のみを依頼したい場合は、この方法が便利です。

ただし、捨てる冷蔵庫の購入店舗を確認して処分を依頼しなければいけません。また、買い替えの際の引き取りと同様にリサイクル料金と運搬費用が発生するので注意が必要です。

リサイクルショップで売る

5つ目は、リサイクルショップで売る方法です。費用をかけずに処分できるだけでなく、利益が発生することもあります。

ただ、冷蔵庫の種類や年式、状態によっては売却できない場合もあります。その場合は引き取り料金などが発生するので注意しましょう。

フリマアプリ・ネットオークションで売る

6つ目は、フリマアプリ・ネットオークションで売る方法です。取引が成立すれば売却できるので、冷蔵庫をお得に処分ができます。

しかし、フリマアプリ・ネットオークションで売る方法は、出品や配送の手間がかかります。そのため、売却による利益と手間を考えたうえで利用するのがおすすめです。

引っ越しで冷蔵庫を処分する際の注意点

ここまで引っ越しの際に冷蔵庫を捨てる方法について解説してきました。

ここでは、引っ越しで冷蔵庫を捨てる際の注意点について解説します。注意点を押さえて、トラブルなどが起きないようにしましょう。

冷蔵庫や洗濯機は家電リサイクル法の対象製品である

1つ目は、冷蔵庫や洗濯機は家電リサイクル法の対象製品であることです。

家電リサイクル法の対象製品は、普通のゴミと同じようには捨てられません。適切な方法で処分しないと、違法となり罰せられる可能性があります。

家電リサイクル法の対象製品は、以下の4つです。

• テレビ
• エアコン
• 冷蔵・冷凍庫
• 洗濯機・乾燥機

大阪市でリサイクル家電を処分する方法についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

【保存版】大阪市でリサイクル家電を処分するには？持ち込みなど処分方法を徹底解説！

運搬までに冷蔵庫の「水抜き」「霜取り」を行う

2つ目は、運搬までに冷蔵庫の「水抜き」と「霜取り」を行うことです。

水抜きは冷蔵庫の蒸発皿に溜まっている水を捨てることで、霜取りは冷蔵庫内で発生した霜を解消しておくことです。

水抜きと霜取りをしておかないと、処分時に冷蔵庫から水が洩れてきて、他の荷物や運搬トラックが水浸しになる恐れがあります。

水抜きも霜取りも難しい作業ではありません。引っ越しで冷蔵庫を捨てる際は、捨てる前に済ませておきましょう。

処分が引っ越しに間に合うか確認する

3つ目は、処分が引っ越しに間に合うか確認することです。

一部の例外を除いて、引っ越しの際は荷物を全て運び出さなければいけません。特に、賃貸住宅などでは退去期限までに全てを運び出す必要があります。

処分が引っ越しに間に合うか注意するようにしましょう。

以下の記事では、引っ越しまでにやることについて解説しています。引っ越しまでの準備に不安がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

引越しまでにやることリスト｜引っ越し決定～前日までの流れや手続きを総まとめ

冷蔵庫を安い費用で処分するためのコツ

最後に、冷蔵庫を安い費用で処分するためのコツを解説します。

これから解説する方法を参考にして、少しでも処分費用が安くなるように実践してみてください。

冷蔵庫の中身を捨てる

1つ目は、冷蔵庫の中身を捨てることです。

自治体や家電量販店での処分では、冷蔵庫の中身があると処分してくれません。そのため、食べ物や飲み物などが中に入っている状態だと、冷蔵庫の中身の処分費用まで発生する恐れがあります。

冷蔵庫を処分する際は、処分当日までに冷蔵庫の中身を全て捨てておくのがおすすめです。空っぽの状態にしてから回収業者に引き渡し、スムーズに処分しましょう。

できるだけきれいな状態にする

2つ目は、できるだけきれいな状態にすることです。

捨てる場合でも売却する場合でも、冷蔵庫をきれいな状態にしておいて損はありません。きれいな状態であれば捨てる際に回収業者も余計な手間がかからず、売却する場合は査定額に影響します。

引っ越しの際に冷蔵庫をきれいな状態にすることで処分がスムーズに進んだり、高く売れたりします。そのため、できるだけなるべくきれいにしておきましょう。

運び出しやすいようにしておく

3つ目は、運び出しやすいようにしておくことです。冷蔵庫を業者に依頼して回収してもらう際、事前に運びやすくしておくと運搬費用が安くなる場合があります。

運搬ルートにあるものを取り除いたり、冷蔵庫を梱包したりするだけでも運搬の際の手間が減ります。業者の作業量が減ればその分費用が安くなる場合もあるので、可能な範囲で運びやすいようにしておきましょう。

まとめ：冷蔵庫は自分に合った方法で適切に処分しよう

今回の記事では、引っ越しで冷蔵庫を捨てる方法や注意点、処分方法を安く抑える方法について解説しました。さまざまな処分方法があるので、自分に合った方法で適切に処分しましょう。

引っ越しの際は荷造りや手続きで何かと忙しくなりがちです。そのため、引っ越しと不用品回収・買取をセットで行う業者を利用するのも良いでしょう。

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