【知っておきたい】遺品整理とは?行う時期・仕分け方(手順)・注意点について解説

遺品整理は、故人との思い出を振り返り、気持ちの整理を付けるための大切な作業です。そもそも遺品整理とは何をすれば良いのか、困っている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、遺品整理の時期や方法、注意点について解説していきます。遺品整理ついて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

遺品整理とは?

遺品整理とは、故人が残した遺品や遺留品を整理・処分する作業のことです。故人が亡くなると、その遺品や遺留品は遺族に引き継がれますが、全ての遺品を保管するのは難しいでしょう。

また、遺族が遺品を整理することで、故人との最期の思い出を振り返り、心の整理がしやすくなります。

遺品整理は、遺族や家族だけでも行えますが、プロの業者に依頼することも可能です。業者に依頼する場合は、故人の生前の意向や遺族の希望を考慮したうえで、適切な遺品の整理・処分が求められます。

遺品整理をする時期

遺品を整理する時期は人によって異なり、特に決まりはありません。

一般的には、故人の葬儀が終わり、遺族が十分な時間を取って故人を偲ぶ期間が過ぎた後に遺品整理をします。四十九日や一周忌など、親族が集まるタイミングに行うとスムーズです。トラブルのもととなるため、1人で遺品整理をしないようにしましょう。

ただし、故人が残した遺品の中に、貴重品や重要書類が含まれている場合は、直ちに整理する必要があります。これらは、法的な手続きや相続税が関わってくるためです。相続トラブルを避けるためにも早めに遺品整理をしましょう。

遺品整理の仕分け方・手順

ここでは、遺品整理の仕分け方や手順について解説していきます。事前に仕分け方を確認し、スムーズに遺品整理を行えるようにしましょう。

①必要なもの(捨ててはいけないもの)

貴重品や手続きが必要なものが該当します。具体的には以下の通りです。

  • 銀行の通帳
  • クレジットカードやキャッシュカード
  • 印鑑
  • 健康保険証
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 年金手帳
  • 公共料金等の請求書や領収書
  • 有価証券
  • 契約書類
  • 不動産などの権利関係書類
  • 価値の高い物(貴金属や宝石、美術品など)
  • デジタル遺品

これらは法的な手続きが必要なものです。期日が過ぎてしまわないよう、早めに仕分けるようにしましょう。

デジタル遺品とは、スマートフォンやパソコンの中に入っているデータです。暗号資産などのパスワードが入っている場合もあるため、むやみに処分しないようにしましょう。

②捨てるもの

個人が残した化粧品や食品・壊れた家具や家電など、不要と感じたものは処分するのがおすすめです。遺品を捨てるのは勇気が必要ですが、すべてを残すことはできません。

③保存・保管するもの

いわゆる形見に当たるものです。故人が利用していたアクセサリーや衣類・手紙・記念品などが該当します。

貴重品ではありませんが、故人との思い出を残しておくための大切な品です。

写真や日記など、かさばるけれど捨てられないものは、データにして残しておく方法もおすすめです。コンパクトな状態にすれば、故人との思い出を捨てずに残しておけるでしょう。

残す形見は事前に上限を決めておくと、整理しやすくなります。

④再利用可能なもの

家電製品や衣類などで再利用ができるものは、保管するもしくはリサイクル業者に回収を依頼するのがおすすめです。美術品やブランド品は買い取ってもらえる可能性が高いため、残しておくと良いでしょう。

現金化が難しい場合や必要ない場合は処分して問題ないでしょう。ただし、中には廃棄しない方が良いものもあるため、処分する際は注意が必要です。

遺品整理の方法

ここでは、遺品整理の方法を紹介します。遺族で行う場合と業者に依頼する場合に分けて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

遺族で遺品整理をする場合

遺品整理は遺族が行うのが一般的です。故人との思い出を振り返り、気持ちの整理が付けられるでしょう。業者に依頼するより費用が抑えられるのもメリットです。

まずは遺族と話し合い、スケジュールや役割分担を決めましょう。ただし、遠方に住んでいる、仕事が忙しいなどの理由で遺品整理が難しいケースも少なくありません。遺品整理が進まず、生前のまま遺してしまっている場合もあります。

業者に依頼する場合

遺品整理をする際は、遺品整理サービスやリサイクル業者に頼む方法もあります。

専門的な知識を持ったプロに任せれば、大事なものを捨ててしまうリスクも少ないでしょう。できるだけ早く片づけたい方にもおすすめです。

ただし、業者選びを失敗すると大切なものを処分されたり、遺品が破損してしまったりする可能性もあります。トラブルに発展する場合もあるため、業者選びは慎重に行いましょう。

遺品整理を業者に依頼する際の費用は?

遺品整理の費用は荷物量や間取り・作業員の人数によって異なります。

1ルームで作業員が2人の場合、料金相場は3~8万円ほどです。4LDK以上の場合、20万円以上かかるケースもあります。

1ルームでも荷物量が多い場合は、相場より料金が高くなる可能性があるでしょう。

業者に依頼する際は、必ず見積もりをしっかり確認するのがおすすめです。梱包・搬送・清掃などさまざまな項目があるため、チェックするようにしましょう。

以下の記事では、遺品整理の料金相場や業者の選び方について詳しく解説しています。

https://gomiyashiki.acetotal.jp/arrangement-of-belongings-rate/

遺品整理をする際の注意点

ここでは、遺品を整理する際の注意点を3つ紹介します。

後悔のないよう、事前に確認しておきましょう。

財産価値のある遺品に気を付ける

遺品の中には、財産価値があるものもあります。相続の対象となるため、自己判断で処分や形見分けを行うとトラブルを引き起こしかねません。遺品整理は1人ではなく、相続人全員で行うと良いでしょう。

高価な形見を贈った場合、相手に贈与税が課されるケースもあります。必要に応じで弁護士や税理士に相談するようにしましょう。

遺書やエンディングノートを確かめる

遺品を整理する前に、遺書やエンディングノートがないか確認しましょう。遺品に関して、故人の意向が書かれている可能性があります。

遺言書には法的効力があるため、遺品整理に関する記載があった場合は、その内容に沿って遺品整理を行いましょう。

一方、エンディングノートには法的効力がありません。遺族と話し合いながら、故人を尊重した遺品整理を行いましょう。

どちらにせよ遺品を贈る相手に負担がかからないよう、相談しながら進めるのがおすすめです。

捨てるか迷うものは一旦保留する

遺品整理をしている際、捨てるか迷うものが出てくる場合もあります。処分するか迷う場合は、一旦保留にしておくのがおすすめです。

特に故人がなくなってすぐのうちは、悲しみによって正しい判断ができない可能性があります。後悔しないためにも、時間が経って気持ちが落ち着いてからもう一度判断するのが良いでしょう。

まとめ:遺品整理はつらいけど大切な作業

引っ越し

遺品整理とは、故人の残した品を整理し、処分する作業です。荷物の整理とともに遺族の気持ちも整理されていくでしょう。

遺品整理は、遺族で行うか業者に頼むかの2つの方法があります。業者に依頼する場合は、信頼できる業者を選ばなければトラブルのもとになるかもしれません。

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